我が家では子供の成長に合わせて、たくさんの絵本を読み聞かせてきました。
だんだん大きくなると当然読まない本も増えてきます。
それでも思い出がある本だとなかなか簡単に「捨てる」ことができません。
そんな時、「捨てる」以外の選択もあると、気持ちよく手放すことができると思うのです。
そこで今回は、地元静岡で寄付できる方法をまとめてみました。
絵本を寄付する方法をまとめました
1.NPO活動に寄付できる「ぼぼん・プロジェクト」
家庭で眠っている本やCD、DVD、ゲームを寄付すると未来財団を通じて県内のNPO活動に助成・支援される仕組みです。
http://web.archive.org/web/20191114071704/http://www.shizuokafund.org/donation/bobon.html
正確にいうと、買い取り業者(㈱バリューブックス)に商品を買い取ってもらって、差額をNPOに寄付するという仕組みです。
5点から送料無料(着払い)で対応。ヤマト宅急便でが電話一本で集荷に来てくれるます。
すごく手軽に、不用となった本で社会貢献することができます。
個人的には、寄付者にとってはすごく手軽でいいサービス。とにかく、捨てるのは忍びないという時にはいいと思います。
(でも、感覚的には、実際にNPOの寄付となる金額は少なそうな印象がぬぐえないです。)
※本にISBN (バーコード)のない本などは取り扱いできないので注意。
我が家では子供の絵本カバーをすぐにとってしまうため、利用できませんでした。
2.地元の児童支援施設に直接寄付する
地域の児童支援施設で、寄付を受け付けている所も多くあります。
身近で育つ子供たちのために、本が直接役立つのがうれしいですね。
絵本に加えて、おもちゃ等の寄付もできるようです。
検索ですぐに出てきた事例はこちらでした。
・太陽の友 児童発達支援事業(静岡市清水区)
・ありたまこども園 (浜松市東区)
他にも近所の支援施設で寄付を受け付けている場所もあるかと思います。
<注意してほしいこと>
こちらからは親切心で譲りたいと思っていても、先方には①すでに多く所有していて不要であること、②本の内容がマッチしない、などの理由であまり受け取りたくないと思うこともあります。
受け取る側の意向は大事ですので、よく確認して下さい。
3.私設図書館に寄付する
公共の図書館でも本の寄付は出来ますが、地元関連書籍や人気の本以外はあまり貸出にまわらないようです。
しかし、最近では公共の図書館ではなく、みんなで本を持ち合って貸出を行っているところもあります。
そんなところに寄付すると、多くの方に読んでもらえるかもしれません。
一つの例として、みんなの図書館さんかく (焼津市)があります。
まちの私設図書館という取り組み自体もすごく有益なものだと感じてます。
本の持つ豊かさを多くの方と共有できるのがいいです。
※本にISBN (バーコード)のない本などは取り扱いできないこともあるので注意してください。
4.絵本寄付書店を利用する
静岡県内の取り組みではないですが、寄付された本を直接望んでいる方に贈るサービスを提供しています。
送料は寄付者の負担ですが、受け取った方の「届いたよメール」を見ることができ、自分の本が役にたったことを実感できるのがうれしいですね。
運営している事業者の負担は大きいと思いますが、素敵なサービスなので思わず応援したくなります。
今日のまとめ
自分が不要となった絵本でも、寄付として生かせる先はいろいろあります。
自分が気持ちよく渡せる先があると、生き方も豊かになるように感じます。