寒い冬になると、無性にうまい「すき焼き」が食べたくなります。
普段はなかなか買えない牛肉ですが、ふるさと納税でもらった牛肉を使えば、豪華なすき焼きが楽しめます。
我が家でも毎年数回すき焼きを食べますが、その際に美味しく食べるためのコツや、意外な落とし穴があることをご存知でしょうか?
そんな訳で、今回は我が家の「すき焼き」の食べ方をレポートします。
目次
「ふるさと納税」で頂く高級和牛
我が家では、普段の食卓に牛肉が出てくることはほとんどありません。
ましてや高級な和牛などは、高すぎて買うことはできません。(きっぱり)
しかし、ふるさと納税を利用することで、年に何度か高級和牛を頼むことが可能となるのです。
ありがとう、ふるさと納税。
ちなみに、今回のお肉は兵庫県養父市の「神戸ビーフ すき焼き用(かた・もも)500g」(2万円寄付)でした。
キレイな霜降りが入っていて本当にうまそうです。
美味しく肉を召し上がるためのポイント
近所の精肉店やスーパーでお肉を買う場合は、すぐにでも食べやすい状態になっているでしょうが、ふるさと納税のお肉は基本冷凍便できます。
そのためふるさと納税のお肉をもらった際に、注意すべき大事なポイントがあります。
それは、食べる当日の朝(食べる12時間くらい前)にお肉を冷凍室から冷蔵庫に移して解凍することです。
冷凍庫から冷蔵庫に移して解凍する冷蔵庫解凍は、低温解凍とも呼ばれるもっとも一般的な解凍方法かと思います。
ふるさと納税の大本命!現役料理人に聞いたお肉の上手な解凍方法
冷蔵室なら3~6度、チルド室なら0~2度の低温で時間をかけてゆっくりと解凍していきます。
なんと言っても手軽にできる解凍方法でドリップも少なくお肉には向いている解凍方法です。
下の写真は解凍前ですが、上の解凍後と違う様子がわかると思います。
冷凍状態で届いたお肉を、美味しく食べるためにはこの解凍をしっかりやる必要があります。
解凍による失敗はけっこう多い
こうやって、ブログで文字として書いていくと「当たり前」だと思うかもしれません。
でも、高級肉の解凍を失敗してしまった人は結構いるはずです。
送られてくる商品には、そこまで回答の方法まで説明は書いてないことがほとんどです。
我が家でも、最初の頃はよく失敗してました。
ふるさと納税で牛肉が届き、すき焼きを食べようとずっと楽しみにしていた休日に、数時間前に冷蔵庫に出してみたらまだ全然カチコチでした。
その後、妻が、普通の冷凍肉を扱うがごとくレンジで急解凍した少し焼けた高級肉に、私が猛烈に不機嫌になった苦い経験があります。
味もテンションも半減するので本当にこの解凍には気を付けてください。
繰り返しますが、時間をかけて冷蔵庫での低温解凍を忘れずやってください。
すき焼きの食材
- すき焼き用のロース肉 500g
- 長ネギ 2本
- 春菊 1束
- しめじ 1パック
- えのき 1パック
- 焼き豆腐 1丁
- しらたき 1袋
- 白菜 1/4
- うどん 2玉
- 玉子 4個
- すき焼きのタレ
しらたき辺りまでは、一般的ですが我が家ではこれらに加えて白菜、うどんを入れます
※ふつうは「しいたけ」入れることが多いと思いますが、単純に私が苦手なので、しめじとえのきのダブルでいれてます。
肉以外の食材はあまりお金がかからないのも、すき焼きのいい所ですね。
食材のポイント① (たまご)
せっかく美味しくすき焼きを味わいたいなら、お肉以外で一番こだわるのは「たまご」です。
たまごは少し贅沢していいものを買いましょう。
我が家でも普段は10個入り200円位の卵しか買いませんが、この時ばかりはスーパーで3倍くらい高い卵を選んでいます。
肉を食べた時の美味しさがまるっきり違います。
食材ポイント② (牛脂と春菊)
今回は、ふるさと納税の牛肉にちゃんとついてましたが、たまに牛脂がない時があります。
スーパーでお肉売り場に無料で置いてありますので、忘れずにもらっていってください。
一回牛脂なくて、他の油を使ったのですごい盛り下がった記憶があります。
あと、年末ごろになるとすき焼きをやる家庭が集中するのか、意外とスーパーで春菊が手に入らなくなる時があります。
土曜の夕方に食材をスーパーに買いに行くと、たまにこういうことになるので注意してください。
「春菊のないすき焼き」これも意外と気分がのりません。
冬の一大イベントなのでこの辺はぬかりなく。
我が家やフライパンで食べてます。
我が家では、すき焼きをこうしてフライパンで食べています。
すき焼き鍋という選択もありますが、そのために用意するのも嫌なのでこうやった食べてます。
肉を食べるだけではないので、家庭的な食べ方も結構好きです。
すき焼きの食べ方
1.長ねぎは斜め切りに、春菊は4~5cmの長さに、きのこ類・豆腐等はは食べやすいしておきます。
すき焼きは事前の準備がほとんどかからないです。
食べやすい大きさに食材を切ってあげれば、もう準備万端です。
2.熱した鍋に牛脂をひき、牛肉とネギを焼きます。我が家ではここでお肉を食べるのが恒例です。
すき焼きはやっぱり美味しいお肉を食べるのがメインです。
まずは野菜などを楽しむ前にまずは最初にお肉を最高の状態で味わいましょう。
また、肉のうまみが染みたネギは、最高に美味しく味わえます。
すき焼きは本当は「ネギ食べ」のような気さえするのです。
3.「すき焼のたれ」を注ぎ入れ、春菊以外の残りの材料を加えて煮込みます。
美味しいお肉は、小さく畳んだ状態で入っています。
入れる前にやさしく広げてあげるとより美味しく食べられます。
4.仕上げに春菊を加えて、出来あがりです。
美味しいお肉を食べながら、野菜メインに変わっていくのが結構好きです。
5.白菜やうどんを入れて、延長戦に突入。
食材の欄でも書きましたが、我が家ではすき焼きに白菜やうどんを入れます。
家庭でのすき焼きは、食べ方が変化するものだと思っています。
①最初に肉・ネギを食べる
②その後、野菜を一緒に楽しむ
③白菜、うどんでもりもり食べる
味がしみ込んだうどんや白菜が好きで、当日に残れば翌日にも食べられます。
この辺りがおウチで食べる醍醐味ではないでしょうか。
今日のまとめ
子供が大きくなった時に「我が家の味と言えばコレ」が3つあれば幸せだなと常に思ってます。その一つはこのすき焼きです。
このふるさと納税で食べる「すき焼き」は、①勤労への感謝、②お金の考え方、③小さい時の家族との食事時間、④旨いものへの意識など色んな意味があるので、かなり大事にしてます。
次も美味しく食べれるよう、頑張って働きます。