小学4年生の息子が2021年1月の英検4級を受けました。
試験の2週間前から直前対策として、親が一緒に勉強をみていますが、反省点も多いです。
今回は、その英検4級の直前対策の様子をレポートしています。
(※読者の方にあらかじめ断っておきますが、この記事は参考になる所はあまりありません。反面教師としてお読みいただければ幸いです。)
目次
英検に申し込むも、勉強がすすまず
10月に英検5級を受験して、無事合格。
参考>>【体験談】小学4年生の息子が 英検5級を受験しました。
次は英検4級を受けようと決めていたにもかかわらず、ほとんど勉強できていません。(正確に言うと、自分自身が忙しくて、勉強を見てあげられなかったのですが。)
英検4級の受検料は、3,600円。受からなくても次に受けると必ず言うので、無駄にするわけにはいきません。
2週間前から一緒に直前対策をしています
英検4級を受験すると決めてから、勉強法や参考書はあらかじめ決めておきました。
効果がありそうな書籍を厳選したので、あとは勉強をやるのみでした。
直前対策の予定表
1月9日現在、試験まで数えるとあと16日です。
正直英検4級はちょっとしたコツでなんとかなるレベルなので、合格することを主眼に一緒に勉強をしていきます。(本当は勿論英語力をつける事が大切ですが、ここまで来るとそれはムリです。)
集中して勉強できる日に模試形式のドリルと過去問をやっていき、他の日は単語の補強をしたいと思ってます。
①集中して勉強できる日 7日(1/9、10、11、13、16、17、23) → 試験対策(予想問題ドリル、過去問)
②それ以外の平日 11日 → 10分間の単語練習と復習
1月9日(土)
「【CD2枚付・音声アプリ対応】7日間完成 英検4級 予想問題ドリル 4訂版 (旺文社)」を使って、DAY1を一緒に勉強。
最初に筆記試験の語句穴埋めをやるも、予想以上に英単語が身についておらず四苦八苦。
また、英語の語順や疑問詞などの理解もサッパリです。先がおもいやられると感じながらやっています。(ただ、基礎がちゃんと出来てないのは、習慣づけが足りないからなので、親として大いに反省してます。)
人称代名詞もちゃんと覚えていないのでした。
参考>>>英語の人称代名詞が5分で分かる一覧表
分らないことを説明するに、自分自身が「一億人の英文法 」で理解してきたことを伝えてるので説明自体はうまくできます。人に説明することは、理解度を深めることになると改めて感じました。
時間がないけど、基本的な説明を飛ばすわけにはいかず、結局DAY1の途中で終わりました。
1月10日(日)
予想問題ドリルのDAY1の続きから。
語句の並び替えや長文(掲示文)の問題を説明していきました。
語句の並び替えはちゃんと語順や熟語を理解してないと難しそうでした。
「WH疑問詞+DO+主語+動詞」などわかるものを数パターン見つけて確実に1問でも正答させたい。
掲示文は、一見難しそうですが、問題文に書いてあるものを探しさえすれば、何とか正解は見つけられそうです。わかない語句があっても、あきらめずに探す姿勢が大切です。
1月11日(月・祝)
予想問題ドリルのDAY1の最終問題(長文)からスタート。
長文は質問文を読んで、それをヒントに英文を抜き出せば回答にできそうでした。
ようやくDAY2へ入りました。下の子供と少し出掛ける用事があったので、リスニングCDをかけて問題を解かせることにしました。
英検5級の時は、正答率95%くらいだったので、若干は期待してましたが、レベルが上がっているどうでしょうか?
帰宅後に、問題の丸付けをすると8割くらいの正答でした。
小さなうちから、英語に通わせていたのが良かったのかもしれません。とにかく、合格できそうな光が見えてきました。
1月13日(水)
昨日は10分の学習をやらなかったようだ。継続が大事なのに。
今日はDAY3へ入り、再びリーディングを行う。
リスニングから一転単語を含めて全く分かっていない。教えていても、かなりもどかしかったです。
息子も最後には勉強していてポロポロと泣き出す始末。教えるって難しい。
1月16日(土)
木曜日はまったく英語の勉強をやらず。金曜日は単語の復習を10分やってました。
土曜日の今日は、DAY3の続きから。長文対応でしたが、しょうがないけど長文が全く分からない。
基礎の単語の意味がつかめていないからです。
DAY4のリスニングを実施。7割程度の正解率でした。リーディングが弱いので、8割近くわからないと合格は厳しいかな。
息子に伝えたのは、「やるだけやってみて、結果として出来ないのはしょうがない。でも、やらなかったのはダメ。」だと。
1月17日(日)
今日は勉強前にゲームのルールを破ったことで、私が息子に怒り散らしたため、妻が代わりに勉強を見てました。
DAY5をやったようですが、やはり基本が「BE動詞」や「人称代名詞」などが身についておらず、手ごたえは悪そうでした。
1月23日(土)受検前日
今週は、月曜日にも時間がとれたようで、妻とドリルのDAY6をやったようです。
今日は、英検受験日の前日だったので、総まとめとしてドリルのDAY7をやりました。
模擬試験を受ける時は集中してやっているようでした。
最終的にも手ごたえがあまりよくなく、筆記が3割、リスニングも5割程度でした。
子供も分からない点が多かったようで、復習も一通りやって終わりました。
1月24日(日)受検日当日
今日はいよいよ英検4級の受検日当日でした。
受検会場に行くまでの準備。少し雨が降っていたのに、傘を持つ持たないでもめたり、厚手のダウンを着る着ないでぐずったりと散々でした。(子供に次の反省として、見せるために書いておきます。)
子供と同伴で試験会場内まで親が入ることができます。
解答用紙が配られ、受験番号や氏名などを書くと所まで親も一緒にいられるので、受検手続きがうまく行かずに回答結果が来ないことは避けられます。
受験後の反応
受検後、子供に手ごたえを聞いてみたところ、予想外に反応は良かったらしく終始上機嫌でした。
練習問題でやったような内容がいくつも出て、これまでやった中で、一番出来たとのこと。
昼食時に問題用紙をさらっと確認したら、わりと正解が多かったのでした。
家で解答を見ると、筆記はだいたい7割くらい取れているようです。
今日のまとめ
今回の記事は、この反省を書くために投稿していると言っても過言ではありません。
試験を受けるとなったら、計画的に勉強しなければいけないし、ちゃんと理解する力をつけて、ある程度の余裕を持って受かるべきです。
合否はまだわかりませんが、文法や単語力のレベルはまだまだ足りていないと断言できます。
やはり子供は勉強が一人で出来ないので、親が一緒になってリズムを作ってみて挙げる必要があるとつくづく感じました。
おそらく、英検はまだ受けるので、次の3級、2級ぐらいまではしっかりサポートして身につけさせたいです。
英検4級の結果
(※以下、2021年12月追記)
英検4級の結果は、なんとか合格してました。
ただし、合格基準622に対して、英検CSEスコア625と本当にギリギリでした。英検バンドは、G4+1です。
この反省を生かした半年後の英検3級はちゃんと合格できました。
→ 【体験談】小学5年生が英検3級にチャレンジしました。(英作文で簡単に高得点を稼ぐコツをお伝えします。)
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