最近は少しずつDIYが出来るようになって、自宅の環境が少しずつ改善してきています。
今回は、キッチンの収納棚を製作しましたので、DIYで出来るまでの過程を簡単にまとめました。
ホットプレートの置き場に悩む人の参考になればと思います。
目次
ホットプレートの収納場所は悩みのタネ
ホットプレートはあると便利だし、サイズが大きいと焼肉やお好み焼きなど家族全員での食卓でも使えるものです。
しかし、大きければその分収納場所にも苦労してしまうもの。
我が家も多分にもれず、大きなホットプレートの収納場所に困っていました。
その結果、「ホットプレートの置き場所がきまらない」 → 「奥にしまって使う機会がない」となってしまっているのです。
ニトリで収納棚を買ったが、適当な置く場所がない
最近キッチン全体の収納を見直すために、キッチンボードを購入しました。
しかし、大型のホットプレートに適した置き場はないのでした。
そこで今回、ホットプレートが置きやすいようにキッチンに棚をつくることにしました。
DIYで置き場所を確保する棚を作ろう
上の表はDIYの段取りを表したフローチャートです。
DIYは、木材を切ったり、削ったりする加工の部分に焦点が行きがちですが、実際は前後にこんな感じの作業があります。
DIYをやる際には、これをイメージして作業をするとスムーズに出来るようになります。
①まずは計画をたてる
構想を考える
最初の計画段階ですが、「どんなイメージに仕上げるか」という構想がかなり大事です。
ネットで実際の収納法を検索して見たり、SNSの写真を見たりすると構想に大いに役に立ちます。
今回も様々な収納のアイデアが見つかりました。(参考:ホットプレートの収納方法と収納アイデア10選 )
ただ、DIYは写真の写り映えばかり気にするのか、意外とリアルな生活感のある写真を探すのは大変です。
ホットプレートをなるべく取り出しやすい場所に置くもので探しました。
何とか探した中から、棚の上に載せて「ホットプレートを囲む構図」を参考にしてみました。
サイズを測り、設計図面を書く
こんな感じでラフ図と、実際に必要な木材のサイズを測った紙を用意していきます。
ホームセンターに行ってから、結構どのサイズにすべきかを迷うのでちゃんと図ってください。
今回は当初予定していたサイズでは木材にかなり無駄がでてしまうので、サイズを微調整して製作しました。
②材料を準備しよう
ビズの用意
DIY雑誌でビズの長さは、木材の厚さ+20mmと書いてあるのを見ました。
今回は木材15mmのものを使用するので、35mmのビズを用意しました。
DIY初心者だとビズの選び方をとっても結構悩むものです。
木材を選び、カットする
加工がしやすく、比較的耐久性もあるので、パイン集積材を選ぶ。
ホームセンターはカットサービスがあるので、利用しない手はないです。
1カット50円位で出来ますので、簡単に利用できます。
この時に活きてくるのが、最初に書いた「図面」です。
カットする際も口頭で伝えることが多いので、一旦紙で書いて間違えないように伝えるといいです。
③実際に加工する
下穴をあける
今回は木材の加工はあまりなく、カットされた木材をビズで組み立てるだけで完成です。
ネジをとめるために、まずは下穴をあけていきます。
下穴をあけるのは、真っすぐにネジを打つためと、ネジを打ち込んだ時に木割れ(木が割れること)を防ぐためです。
木材に鉛筆などで印をつけてから、電動ドリルで下穴を空けまていきます。
ねじよりも少し細いドリルを使って、ねじと同じ長さか若干短い位の穴をあけます。
この際、ドリルビットにマスキングテープを巻いて目印をつけてから穴をあければすれば深さがわかりやすくなります。
下穴をあけたのに最後まで回らず
付属のドリルが短った下穴が十分の深さまで達しておらず、ドリルが途中で止まってしましました。
最後のねじ回しは、直接手で行っていくことになりました。
数があるので結構大変でしたが、ネジの頭が最後まできれいに入りました。
ワトコオイルで塗装する
木材をネジでとめたので、組み立てとしては完成しました。
木材が白木だと雰囲気がでないので、これから塗装をしていきます。
「ワトコオイル」での塗装は何度かやっているので、だいぶ慣れてきました。
塗装をすると仕上がりが全然違って、雰囲気が出てきます。
塗装の準備と後かたずけがほとんど不要なのがうれしい限りです。
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子供が塗装を手伝ってくれました
幼稚園児の次男坊が今回は塗装を手伝ってくれました。
冬の風が冷たかったですが、隅々まで丁寧に塗ってくれました。
子供と共同で作業できるとちょっとした思い出になるのがいいですね。
④設置して完成
今回は場所に置くだけですので、大きな作業はありません。
ワトコオイルを塗ったので、きれいな棚が出来ました。サイズ感もぴったりでした。
ホットプレートを囲むように、使い勝手のいい棚が出来て満足です。
今日のまとめ
ホットプレートの置き場になる追加棚をDIYで作りました。
作業自体はとても簡単なモノですが、DIYによりぴったりサイズの棚が出来ました。
ちょっとした工夫で、キッチンの使い勝手がだいぶ上がったのがうれしい限りです。