年末も押し迫った夜中に、激痛で知られる「尿路結石」を体験してしまいました。
今回は、その時のリアルな様子と対策、激痛から救われた裏技をまとめました。
※なお、私は体験を綴っているただの素人なので、詳細は各所にリンク張っている専門家の意見・判断を確認してください。
目次
激痛が突如来たなら、『尿路結石』かもしれない。
突然の悪夢
それは何の前触れもなく急に来ました。
その日は、10時ごろに子供と一緒に就寝。深夜12時半に急に背中が痛むため、ハッと目が覚めました。
背中がねじれたような痛みが走ったのです。
最初は、寝る直前に布団の中で腹筋を30回ぐらいやったため、背中を張ったのかもという感じでした。何となく気持ち悪さもあったので、水を飲みにキッチンに行く。
再び布団に行くも、背中の痛みがまた激しくなり、かなり悶えました。そのうめき声を聞きつけた妻に、背中が痛いことを告げて助けを求めました。
気持ち悪さも急に来たために、トイレに行く。吐き気が急にきて何度ももどす。お腹も張ったようにおもえるが、意外とおしっこは出ず。
感染症が流行っている時期なので、まさかという思いもあり体温をはかるも熱はあまり出ない状況。
そこからは、背中からわき腹にかけての激痛と、吐き気と寒気が同時にくるような状況でした。
寒さからニット帽も持ってきてもらい、首にはタオルを常時まいて寒気をしのぐも、たびたびおそってくる吐き気によりトイレに何度ももどしました。
布団に横になろうとも、気持ち悪さから何度もトイレに行く。また布団で横になるも痛さや寒さで寝られず、またトイレに行くを繰り返す。
なかなか言葉で伝えきれないのですが、猛烈な激痛とそれに伴う吐き気と寒気は「地獄の苦しみ」そのものでした。
私自身は辛さをこらえることで精一杯だったので、妻にスマホで症状から、原因となりそうな病名をを調べていくと「尿路結石」がヒットしたのでした。
もともと数年前から「尿酸値」が高い状態がつづいていたので、状況からもたぶんそれだろうと判断。
苦しい中でも、痛みの原因がわかると希望が見えた感じがしました。
「尿路結石」の概要
妻に対処方法を確認してもらって、「尿路結石」の概要がわかりました。
血こそ出なかったももの、私が体験している状況でした。
その他にも、色んな情報が出てきました。
- 尿路結石とは、おしっこの通り道である、腎臓、尿管、膀胱、尿道に結石と呼ばれる石のようなものが生じ、様々な症状が出る病気である。
(そのため石ができる場所によって、尿管結石や尿道結石とも呼ばれています。) - まずは落ち着いて行動する。
- 痛みは2~3時間程度続くことが多い。
- 結石発作は、痛みがある場所を温めると和らぐ。
- 結石をおしっこと一緒に出すために、積極的にお水を飲み、おしっこの量を増やす。
- 背中の片側や脇腹に強い痛みを感じるとき、「泌尿器科」のある病院にご相談とのことでした。
<参考サイト>
詳細は、病院などのサイトを直接確認下さい。比較的見やすかった「お医者さんオンライン」が参考になります
→ 尿路結石:原因は?症状は?食事との関係は?検査や治療は?予防できる?
基本的な「尿路結石」対策
基本は「疼痛を抑えながらいかに早く結石を膀胱に流す」かがカギとなります。
出典:尿路結石(特に尿管結石)を出す方法は?原因や症状・予防法についても解説
どこを見ても、2~3時間ほどの痛みが続くが、鎮痛剤で押さえながら、水を飲んで流すという情報が書いてあるばかりでした。
激痛から救急車に運ばれる方も多くいらっしゃるようです。この痛みならよくわかります。
ロキソニンのシップを常備していたので、背中にはって痛みを押さえました。また寒気の対策のために背中の中央にホッカイロをはっていました。
覚えておいてほしい、尿管結石の激痛に効くツボ『志室』
そんなことで2時間ぐらい必死にこらえながらも、情報をずっとさがしていました。
そんな中、たまたま見つけたのが、「尿管結石の激痛に ほぼ100%の威力を発揮すると泌尿器科医が重用する『志室』」というこちらの記事(PDF)
試せるものは何でもという状況だったので、妻にお願いしてやってもらうことにしました。
うつぶせになった上から、図の通りに腰の周辺を指圧を少ししてもらうと、ウソみたいにすっと痛みが和らぐ感じになりました。
それまで激痛で、眠ることさえ出来なかったのが、急に収まりました。そして地獄のような時間が終わりを迎えたのでした。
翌日病院に行く
寝れるようになってからは、痛みもまったく治まって普通に生活できるほどになりました。
また再び痛みが襲ってくるのかが心配だったので、翌朝、開業時間を待って泌尿器科の病院に行くことに。
コロナ禍のため訪問前に症状を連絡した方がよいとの判断で、電話で伝えた上で行きました。
「尿検査」と「エコー検査」を受けましたが、どちらも他に問題は見当たらず。
お腹周りの直診でも特段痛いところもなかったことから、おそらく既に結石が出た後の状態ではないかとの医者の判断でした。
念のため、ロキソニン系の薬を処方されました。今後激痛があった時のためにお守りとして持っています。
なお、薬はNSAIDs(非ステロイド性鎮痛剤)の坐薬を処方されているケースもあるようです。これは、肛門から入れていただくと、すぐに痛みが和らぐようです。
今後の対策
① 一日2リットル以上の水を飲もう
水分を多く取って尿量を多くすることが最も大切なようです。
結石として固まることをおさえることができます。
② シュウ酸を多く摂らないようにしましょう
特に気を付けないといけないのが、100gあたり800mgを含む「ほうれん草」だそうです。
そこまで神経質になる必要はないと思いますが、意識はしておきたいです。
③ 尿酸を下げるようにしましょう
尿酸値をなるべく下げ、恒常的なリスクをさげておきましょう。
そのためには、プリン体を多く含むビール、魚卵などは避けたいです。
④ 適度な運動・食生活を心がける
これは健康の維持管理でよく言われることです。基本はこれであることを忘れないようにしたいです。
「最高の体調 ACTIVE HEALTH」がよくまとまっていておススメです。私も読み返し実践したいと思います。
>>>あわせて読みたい(オリラジ中田さんの「最高の体調」解説)
【全文】体調管理の決定版。中田敦彦さんの解説する『最高の体調』で生活を一新しよう。(前半戦)
今日のまとめ
ひとまず当日起こった「尿路結石」の経験談をまとめてみました。
また再発する可能性も多くあるので、たまには見直しながら平穏な日々を送れるようにしていきたいです。