お金の教養

資産運用を始める前に、絶対に確認しておきたい”5つ”の鉄則

2021年1月27日

私は、ファイナンシャルプランナーの資格をもっていて、資産運用の相談や家計改善のアドバイスも行っています。

また、私個人でも社会人になってすぐから少しずつ株式投資や外貨運用を行ってきたので、それなりに経験もあります。

今回は、資産運用をはじめる前に、絶対に確認してほしいことをまとめてみました。

絶対に確認しておきたい5つの鉄則

1.収支のバランスを整える

支出をコントロールする

まずは投資の前に、生活の収支のバランスを整えましょう。

「収入>支出」でなければいつまでたっても毎月の収支がプラスにならず、お金が足りない状況が続きます。

毎月の支出を把握する

家計簿による支出管理を通じて、現在の生活水準を維持するためには、毎月最低いくらぐらいの金額が必要かがわかってくるでしょう。

正直言って、細かい数字を必要としているわけではないので、千円単位くらいで各項目がいくらぐらい必要なのかを把握していきましょう。

毎月続けていくと数字の感覚がつかめるようになります。慣れてくれば、管理すらしなくても、通帳の記帳だけでも支出の把握が十分になっていきます。

2.手元資金を100万円プールする

まずは手元資金をプールしておく

家計簿による支出管理を通じて、今の生活水準を維持するためにはだいだいどの位あればいいのかレベルを計測できるようになったかと思います。

急な変化があってもいまの生活水準を守るために、半年~1年分くらいの手元資金(生活防衛費)を別途プールしておきましょう。

大きな変化にも耐えられるようにする

人生には大きな変化がつきものです。

職場の業績が芳しくなく、従業員の給料がかなり減った、ボーナスがなくなったということも想定しなくてはなりません。

そんな時にも手元資金を確保しておけば、お金の面でも、精神的にもある程度余裕をもって過ごせます。

3.現状の資産の一覧表をつくる

資産を把握する

あなたは現在の資産をちゃんと言えますか?

普通預金、定期預金、外貨預金、保険、株式、投資信託など金融資産は幅広くあります。

また、それ以外にも不動産を所有している方もいるでしょう。

それぞれは何の目的で持っているのかをきちんと把握できなければ、あまり意味がありません。

管理する対象はなるべく少ないに越したことはないです。

資産管理の基本は、資産の存在確認です。

直近の契約内容を定期に確認していく必要があります。

負債を整理する

車などのローンを組んでいる方もいるかもしれません。

車を乗り換えする際に、マイカーローンを組んでいるファミリーも結構います。

ローンの金利は低くなっているとは言えバカにできません。いかなるローンであっても、ローンがあるのに投資をするのは間接的とは言え借金をして投機するのと同じです。

間違った投資戦略だと言っても過言ではないです。

定期的にモニタリングする

3か月毎、もしくは半年毎に資産のモニタリングをして、実際の現状の資産がどれくらいあるのかをチェックしておきましょう。

4.投資より優先すべきことがある

投資は人生で6番目に大切なものだ

経済評論家の山崎元さんは著書の中で、こうのように言っています。

普通の人の人生にとって、お金の運用の巧拙は、「決定的に重要!」と言えるほどの重要な影響を及ぼさない

超簡単 お金の運用術:山崎元

 重要な要素は、①稼ぎの多寡、②支出・貯蓄の習慣、③住宅・不動産、④保険、⑤自動車、⑥資金運用の順番だとも述べています。

もちろん、資産が増えればその重要性は大きくなりますが、それでも一般の方では最も重要な部類にはならないでしょう。

本業を優先してスキルアップを図る

お金の面で人生を豊かにするものは、仕事からの収入です。

そのために、最も重要でありかつ効率的なのは、自己投資にほかなりません。自分に対する投資なのです。

5.税制優遇策を理解する

税制優遇の制度をちゃんと理解する

最近時、NISAやiDecoを積極的に利用すべきだと金融雑誌やSNSなどでよく言われています。

これらの制度を活用することで、税制面でかなりメリットがあります。

しかし、使うべき順番があるので注意が必要です。

まずは積立NISAを活用しよう

個人の投資家にとって、まずは積立NISAが最も使い勝手がよいです。

毎月少額からでも積み立てられるのは、始めやすくもありますし、分散投資や定期モニタリングを通じた自らの投資教育面でも有効だと思います。

iDeCoは、余裕があれば少しずつやってよう

一方、iDeCoもNISA同様に利用しようという声が聞こえますが、人によると言えます。

iDeCo(イデコ)は個人確定拠出年金の愛称です。これはもともと老後資金のための運用サポートをする意味あいが非常に強いので、資金の引き出しができないなどかなりの制約があるのです。

今日のまとめ

資産運用の前に確認すべきことを5つ挙げてみました。

行う順番も非常に大切です。現状を把握して、自分がどうありたいのかをきちんと考えた上で、資産運用をしていくことが大切です。

なぜなら、漠然とお金を増やしたいという考えでは、「投資の戦略」になっていないからです。

もちろん、株価が上昇基調であれば、どんな方法でもプラスなっていきます。戦略がなくてもプラスなのです。

しかし、どのくらいあれば自分が必要としているのか、目標がないのでプラスでも決して満足できません。

投資にはマイナスになる時もあるのです。少しマイナスになったからといって、もう運用には手を出さないと考える人も結構います。

そうであってはならないのです。マイナスになってことも経験として学んでいくことで、投資のコツも着実につかめてきます。

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