日々の学び

ただ「戦争反対」と言うだけでなく、本当の問題は何かを知りたい。ロシアの「ウクライナ侵攻」について、自分なりに理解してみました。

2022年2月24日に起きた、ロシアによるウクライナ侵攻。

これまでの経緯をまとめると共に、歴史的な背景を踏まえて問題はなぜ起きたのかをまとめてみました。

もちろん「戦争反対」の立場でありますが、歴史の分岐点においてちゃんと物事を理解することは必要だと思います。

ロシアのウクライナ侵攻 これまでの記録

ロシア軍の侵攻が進む

逃げずに首都にいることを表明するウクライナ大統領

現地からの悲痛な叫び

2月28日から停戦交渉始まる

ロシアの「ウクライナ侵攻」の歴史的背景

出典:https://www.nikkei.com/telling/DGXZTS00000970X10C22A2000000/

ソ連崩壊後に拡大を続けるNATOと、それに危機感を覚えたロシア。ウクライナ侵攻には、こういう図式が見えてきます。

NATOの拡大を防ぐ緩衝地帯としての「ウクライナ」は、重要な地域であることがわかります。

ちなみに、北大西洋条約機構(NATO)とは、世界の主要国際機関の 一つで、欧州および北米の 30 ヵ国が加盟する政治的・ 軍事的同盟です。
加盟国は、安全保障および防衛の分野において、協力し 対処します。

つまり、ロシアから見ると、NATO拡大による欧米諸国の影響がロシア側までせまっていることが問題であると言えます。

ソ連崩壊後のウクライナの歴史

ウクライナは、1991年にソ連崩壊により独立。人口4000万人。

独立以降、親ロ派と親欧米派にわかれてきたが、2004年に大統領選でオレンジをシンボルカラーとする親欧米派のユーシェンコ氏が当選。(オレンジ革命)

2014年「ウクライナ騒乱」EUとの政治・貿易協定の見送りを機に反政府デモが起き、親ロ派・ヤヌコビッチ氏はロシアに亡命した。
それに、ロシアが反発し、クリミア半島、ドンバス地域への侵攻。

2019年 現大統領のゼレンスキー氏が、北大西洋条約機構(NATO)への加盟を表明し、現在に至っています。

参考①:日経の図解

出典:日経新聞

ソ連崩壊後からこれまでの経緯について、4枚の図解で非常にわかりやすく解説されています。

上記でも見たような、NATOとロシアの対立という捉え方がされています。

参考②:YouTube大学(中田敦彦)

旧ソ連側で人口が2番目に多かったウクライナは旧ソ連の「副社長」であるとの説明から、今回のウクライナ侵攻は、ロシアにとって副社長の他社へのヘッドハンディングを防止しようとする動きであるとの説明はさすがでした。

プーチンがのし上がってきた背景にテレビ局での情報統制があるが、インターネットの普及により情報統制がきかなくなり、反プーチン運動も起こってきた。

そのため、2000年から実質的に独裁してきたプーチンであるが、今後の政権維持することに対して、強い危機感があったとしています。

参考③:イギリスの戦争学の権威であるフリードマン教授(奥山真司さんの和訳)

プーチンは失敗した?フリードマン論文 → 原文

民主国家では、長期的な視野に立ち、懐疑的な国民を納得させたり、批判に耳を傾けたり、法の支配のような厄介な制約に縛られたりすることなく大胆な手段を取ることによって我々を出し抜くことができる独裁者と比較して、我々の意思決定の曖昧さ、一貫性のなさ、近視眼性、そして惰性などを嘆くことになることが多い。

だがプーチンは、独裁政治が大きな過ちを招く可能性があることを思い起こさせてくれる。もちろん民主制度は、我々自身が過ちを犯すことを決して排除するものではないが、少なくとも、過ちを犯したときに新しい指導者や新しい政策に速やかに移行する機会を与えてくれるものである。それが今、ロシアで起こってくれれば良いと思うが。

出典:プーチンは失敗した?フリードマン論文

これまでの参考リンクに比べて、よくわからない印象があるかもしれません。分かりやすいことは、物事を単純化させ、省略させていることでもあると感じさせます。

私自身もはっきりと理解できている訳ではないですが、物事を深くとらえることも大切です。

ロシアの目的・狙い

これまで首都キエフに向かって攻め込んできたロシアの狙いとしては、考えられるのは現在の親欧米派の政権交代であると言われています。

つまり、ウクライナ全土を支配したいわけではなく、ゼレンスキー大統領の政権を終わらせて「ロシアにとって都合がいい傀儡政権を樹立したい」のではないかと推測されています。

それは、ウクライナ全土を支配して、ロシアの領土を広げてしまうと、結果的にNATO勢力と近づいてしまう事になるため、傀儡政権を樹立させてNATOとの距離感を保つために都合のいい国としてウクライナを1つ挟んでおきたい意向があるのではないかと思われます。

こんな見方も

プーチンがなぜ攻撃的な戦争に乗り出すのか、長年不思議に思ってきた人々にとっての最大の問題は「彼が政治的に何を達成したいのか」であった。たとえばウクライナ東部での限定的な作戦は「時間をかけて維持して守ることのできる地域を切り取る」という意味では、ある程度理にかなっていた。だが現在の作戦の規模の大きさは、実質的にキエフでの政権交代を求めるものとなるため、まるで意味をなさないものだ。

出典:プーチンは失敗した?フリードマン論文

世界の反応

アメリカの対応

バイデン大統領のコメント(グーグル翻訳)この攻撃がもたらす死と破壊にはロシアだけが責任を負っており、米国とその同盟国およびパートナーは団結して決定的な方法で対応します。 世界はロシアに説明責任を負わせるでしょう。

英国の対応

日本の対応

今後の中国の動向には、注目があつまる

著名人の反応

世界の打つべき手段

「SWIFT」からの排除

ロシアのウクライナ侵攻が始まり、世界各国では経済制裁などの措置を実施しています。
その中で「最終手段では?」と言われているのがSWIFT(国際銀行間通信協会)からの遮断・排除です。

SWIFTとは「国際銀行間通信協会」のことで、世界中の【銀行間の金融取引の仲介と実行】の役割を担っている団体であり、世界各国の銀行・金融機関を結ぶ安全性の高いネットワークで、世界中の高額な決済の約半分がSWIFTネットワークを利用していると言われています。

そのため、ウクライナ情勢において、世界各国が経済制裁の動きを強めていますが、「ロシアへの経済制裁として最終手段」と言われています。

武器・物資の後方支援

ウクライナはNATO非加盟国であることから、他国からの直接的な軍事支援は行われていません。

しかし、武器の供与などを受けて間接的な支援が行われている状況です。

「NHKスペシャル」で、武器の供与などの後方支援することで、戦争が長期化する可能性がないのかを問われての一言でした。

戦争反対の声

今日のまとめ

これまでのウクライナ情勢についての経緯と、歴史的な背景をまとめてみました。

これだけの世界の根本を揺るがす出来事ですので、まずは一体何が起きているのかを理解することが大事だと考えています。

その上で根本的にはどんな状況にあろうとも「戦争反対」の意志を伝えていきたいと思います。

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