2021年から、正月に1年間のテーマを明確に決めています。
私自身の今年、2023年のテーマは「自分の意見で生きていく」です。
昨年までのテーマ
→ 2021年「豊かに生きる」
→ 2022年「多くの人に依存して生きていく」
今年のテーマ「自分の意見で生きていく」の説明を行いながら、実際にどのように生きていくかを7つの項目別にお伝えしたいと思います。
ちなみに、目標の内容が昨年と変わらない箇所も多いですが、目指すべき姿に向けて日々の行動を継続することが大事なので、プラスに捉えています。
2023年のテーマは「自分の意見で生きていく」
最初に言っておきますが、今年も読んだ本からかなり影響を受けています。
社会派ブロガーちきりんさんの著書『自分の意見で生きていこう』を読んで、そのまま今年のテーマにしました。
ちきりんさんは本書の中で、”「意見」とは、正解のない問題への「自分だけの答え」だ。”と言っています。
世の中にある問題は、必ずしも正解があるわけではありません。さらに言えば、人生にも正解はないのです。
だからこそ、「よい人生とは何か」の問いに対して他人の答えを探すのではなく、自分がどう生きるかを主体性を持って考え、選び、実行することが重要なのです。
自らの意見を持つからこそ、自分の人生が切り開けるものだと、私も信じています。
自分なりの答えを持ち、誰に対してもきちんと伝える
もう一つ大事なこととして、自分の考えを誰に対してもきちんと伝えることが大事だと思います。
自分が現状をどう考えたのか、賛成なのか反対なのかのポジションを示して、きちんと言葉にして相手に伝えることです。
あいまいな考えでは言語化は難しいので、最初はうまく伝えられないこともあるでしょう。
それでも、誰に対しても自分の考えを明確に伝えられることを目指していきたいです。
イメージは、勤務先の代表や役員へも意見を言うべきタイミングがあれば、自分の考えを伝えられるレベルです。
そのためにも意見を言えるだけの高い座視を持ち、ベースのとなる知識を身につけながら、試行錯誤を繰り返しながらと取り組んでいきたいと思います。
ここからは、毎年同様に「モノ」「お金」「時間」「健康」「人間関係」「家族」「自分自身」の7項目について、どうありたいかをお伝えできればと思います。
モノ
「今の自分」を大事にして、”過去”のモノの整理を進めよう(継続)
昨年部屋を一度整理しましたが、まだまだモノが廃棄できない状況は完全に解消されていないです。
まだ使うかも、いつか使つかもといった感情を残したまま捨てることはなかなか難しいです。
その中でも、イベントに参加した際に、家にあった絵本を参加したお子さんに譲り、喜ばれたことはいい経験でした。
- 子どものおもちゃ、本の整理をする
- 写真の整理方法を決めて、実践する
- 季節でタイミングを決めて、本を手放す
便利なモノを買ってみる(継続)
昨年最も大きく進展したことは、便利なモノを買うことでした。
いままではお金が手元にあってもなかなか躊躇して買えなかったですが、思い切ってモノの更新や新調することが出来ました。
この辺りは、年始に年間の目標を明確にしていたことが、よい結果につながったと言えます。また、副業を始めたことにより、稼いだお金を自己投資として便利なアイテムに費やしたことも大きかったです。
今年も継続して、便利なモノを買って、仕事の生産性やQOL(生活の質)を高めていきたいです。
- ホットクックを購入して、時短家事をする
- 通信回線を速度のより速いものに切り替える → 済
お金
お金の考え方を見直し、投資方法を検討する。
数年前から「お金に縛られない」ことを強く意識してきました。
そのため普段から使うお金をなるべく小さくしているので、「お金に困っていない状況」は続いています。
ただ、お金の管理について、以前と違い「ほっときすぎ」の状態となっているため、長期的な戦略を持ち、投資内容の見直しなど行っていきたいです。
具体的には総資産の5%程度のリターンを得るためにはどうするのか考え、短期の利益水準に一喜一憂しないで、長い目で見た投資をできればと思います。
この辺りは自分が改めて学ぶためにも考え方をまとめて、家族や他人へ伝える機会を持ちたいです。
- 自分の経験を他人の人に伝える機会を持とう
- 子どもへのマネー教育を行う
- 投資方法の検討
- 家族分を含めてNISAの活用方法を再度見直す
副業の柱を複数持つ
昨年はおかげさまで副業を開始することが出来ました。
完全に会社に依存する状態にならないためにも、副業は継続していくつもりです。
将来のイメージとしては、子供の教育費がかかる時期に、年間の授業料・下宿代などの教育費分(200~250万円)を副業で稼げるようになればと思っています。
子どもが大学に行くのはまだまだ先ですが、数年後には副業である程度稼げるようにちゃんと道筋をたてていきます。
- 複数の収入源を持つ
- フロー型の副業(補助金申請)、ストック型の副業(ブログ)をうまく活用する
- 現状から取り組みをブラッシュアップして、全体のレベルを上げる
<参考>大学生の教育費
時間
リズムよく生きる(継続)
時間については、毎年挙げていますが「リズムよく生きる」ことを実践するのみです。
少し先の予定をちゃんと見据えながら、日々の生活を丁寧に過ごす。これが一つの理想です。
時間を有意義に過ごすためにも本業での生産性の高い働きぶりが重要だと思っています。
そして、仕事などに偏った予定ではなく、「7つの習慣」で言われるような原則中心のバランスのよい生活をしたいです。
参考>>>何度も読み返しても、新たな気づきがある。成功の原理原則「7つの習慣」を深く味わおう。
- 時間は有限であることを意識して、生産性の高い働き方を実践する
- 週間レビューを短時間でも継続してやる(7つの習慣)
- 月次レビューで時間をうまく分配できているかを見直す
健康
身体のメンテナンスのため、ちゃんと運動する(継続)
健康に関して、ここ数年は、①歯のメンテナンス、②体重キープなどはかなり良好に進んでいます。
また、健康面の要点は、ベストセラーとなった『最高の体調』から、①腸を整える、②環境を整える、③ストレスを軽減することだと理解できました。
参考リンク>>>【全文】体調管理の決定版。中田敦彦さんの解説する『最高の体調』で生活を一新しよう。
ただ、年末近くに久しぶりに腰痛が再発しました。
朝の10分ストレッチをおざなりにしていた結果だとちゃんと受け止め、日頃のケアをしていきます。
- 10分ストレッチを継続する
- 最低週1回はちゃんと運動する
- 尿酸値をちゃんと下げる
睡眠や健康について学ぶ(継続)
昨年も慢性的に睡眠が不足している状況が続いており、たまに突如くる体の不調に悩まされました。
睡眠についてもう少し重要性を意識して、良質な睡眠と健康につなげていきたいです。
- 良好な睡眠方法を学ぶ
- 健康維持のためにやるべきことをちゃんと考える
人間関係
人に「教えてもらう」「助けてもらう」(継続)
昨年のテーマである「多くの人に依存する」は継続していきたいです。
そのためにも、多くの人に教えてもらい、助けてもらっていこうと思っています。
昨年良かったことの一つは、人に相談できたことでした。
これまでの生き方を振り返ると、自分一人きりで悩みながら選んできたことが多かったですが、困った時には悩みを相談できるようになったと思います。
より良く、より強く生きていくために、遠慮せずに人の力を借りて生きていきます。
- 人と面談する機会を定期的にちゃんと持つ
- 知人・仲間に躊躇なく助けてもらう、アドバイスをもらう
- ヘルプシーキングを学び、勉強会をする
- 返事をちゃんと返す(不義理をしない)
自分の出来ることで、人に尽くす(継続)
「人に助けてもらう、依存するということ」を書きましたが、一方で自分に出来る範囲のことは他の人に協力して尽くしていきたいとも強く思っています。
周りに関心があるからこそ、周りからも自分を見てもらえるようになるはずです。
「頼まれごとは試されごと」
せっかく自分にお声がけいただいたものは、なるべく断らずに対応したいです。
- ボランティア団体の協力をする
- 頼まれごとに積極的に応える
- 人と人を繋げるようにする
家族
夫婦の「デコボコ」の部分を認める(継続)
長く家族として過ごしていても夫婦はあくまで他人であるし、いつまでたっても自分と価値観があわないと思うことがよくあります。
そんな時には「完璧な夫婦などいないのだ」といい意味であきらめることも大切だと感じています。
ただ一方で、どうしても譲れない部分については、お互いにしっかりと伝えることも必要ではないでしょうか。
嫌な部分を怒ったりして伝えるのではなく、ちゃんとお互いの気持ちを理解して伝えられればといいなと思っています。
そうするためにも、子供がいない平日にランチに行くことは習慣として残したいです。
- 妻と定期的にランチに行き、話をちゃんと聞く
- 妻がやりたいことを、全力でサポートする
- 妻の関心事についてはしっかり話を聞く
夫婦の関係性について大切なことを思い出したのですが、ドイツの哲学者エーリッヒ・フロムは「愛とは決断である」としていて、次のような言葉を残しています。
誰かを愛するということはたんなる激しい愛情ではない。それは決意であり、決断であり、約束である。
出典:「幸せになる勇気」
この言葉を聞くとなるほどと毎回思い、日々の行動を反省します。
相手が自分に対してどうであるというよりも、自分自身が相手を思いやる気持ちを忘れずにいたいです。
子供と共に学び、遊ぶ(継続)
子供とは多くの時間を過ごしているつもりですが、今後もちゃんと時間をとっていきたいと思います。
子どもと一緒に学びや遊びができれば最高なので、やりたいことを決めてチャレンジしたいです。
数年前から英語を一緒に勉強してきましたが、今年は長男が中学生になるので、そろそろ独り立ちして勉強するようになればと期待しています。
- 長男と英検準2級に向けた勉強をする → 3月に合格しました!
- 子どもとキャンプに”絶対”行く(3月)
- わが家の「子育てとは何か」をちゃんと定義する
自分自身
仕事のベースとなる力を再学習する
昨年途中から、ビジネスの基本を学び直そうと思って少しずつ取り組み始めました。
だんだんと慣れでやっている仕事や作業が多くなってしまっているので、仕事の水準をより上げるために、改めて基本から見直そうと思ったのでした。
具体的には、これまで我流でやってきたExcel、パワポなどのパソコンの基礎や、ビジネスの思考法について学習をしていきます。
自分自身だけでなく、チームでの仕事の効率化やレベルアップが出来たらと思っています。
- Excel、Word、パワポの基礎を学ぶ
- ショートカットキーを習得し、脱マウスを目指す
- 『コンサル1年目が学ぶこと』の考え方をチームに取り入れる
死生観や哲学を持つ(継続)
以前も書きましたが、本当に厳しい状況に置かれた時に自分を支えるのは、それまで培った考え方だと思っています。
そのため、人としてどう生きるかなど抽象的な事象について、ちゃんと自分なりの答えを持ちたいと願っています。
人生という長いスパンでの生き方について、言語化して表せるようになることで、目の前の問題にも正しく向き合えるように思います。
他人の価値観に振り回されず、自分なりの生き方をちゃんと身につけていきたいです。
- 死生観を持つための読書をする
- 生きるための哲学を学ぶ
- 抽象的な事象について、自分なりの答えを持つ
自分が「ありたい姿」をちゃんと思い描く(継続)
自分がどうありたいかの理想の姿を持つのはとても大切です。
「理想と現実のギャップ」が問題であり、それが明確になるからこそ、意識的に行動することができると思うのです。
近年はいくつかの勉強会や読書会に定期的に参加することで、独りよがりの考えにならないようにしています。
- 勉強会などに定期的に参加して、色んな価値観に触れる機会をもつ
- 人生のやりたいこと100のリストをつくる
- 自分が何をしたら満足かを明確にする
- 理想を知るために小説を読もう
今日のまとめ
2023年のテーマ、「自分の考えで生きていく」について、7つの項目別にやりたいことをまとめました。
自分自身で考えて、行動を選択していきたいと思います。