応用情報技術者試験の午後対策について、自分で実践した内容をまとめてみました。
応用情報技術者試験の全体像は、前の記事を参考にしてください。
参考>>【随時更新】文系のITオンチが「応用情報技術者試験」に3ヵ月で合格するまでの道のり
目次
応用情報技術者は、午後試験が鬼門
午前は1ヶ月で仕上げるつもりでいましょう。勉強時間はできる限り午後に振って下さい。
正直午前は、ちゃんと勉強すればどうとでもなります。
あくまで
応用情報の鬼門は午後だということを常に意識しましょう。
https://kotori-blog.com/qualification/ap-shiken/
合格のためのヒント
応用情報技術者試験は、問題に特殊な要素がなく、比較的対応しやすい部類に入ると思います。
傾向と対策についてブログ記事で書かれている点は、概ね共通していました。
- 設問は先に読む
- キーワードに印をつける
- 試験時間を意識する
この試験の記述で重視されているのは、使うべきキーワードを正しく使って解答できているかという点だと考えられます。
(中略)
ある採点条件の例として、「文末表現(指定の文末表現が守れているか)」、「指定のキーワードの使用」、「字数」等があります。
https://studying.jp/oyojoho/about-more/exam_pm.html
記述といっても、20~40文字の解答する問題です。キーワードを見つけて答えるだけというシンプルな問題だと思われます。
解答には全体を深く読み込む要素はほとんどないので、例題を読みながら記号が出てきた箇所を一つずつ答えていました。
選択科目を絞り込む
応用情報技術者試験の午後試験は、必須(1科目)+選択(10科目)の合計11科目で構成されていますが、試験では、選択科目4つを選ぶようになります。
文系の私は、下記の選択問題で試験に臨みました。(当日にどれを受験するか迷いが出るといけないので、他分野は過去問すら確認していません。)
1.①情報セキュリティ(必須)
2.②経営戦略
3.⑨プロジェクトマネジメント
4.⑩サービスマネジメント
5.⑪システム監査
一般的に範囲が広いと言われる「経営戦略」は、仕事柄よく使う得意分野なので選択しました。
マネジメント系の3分野は、深い知識がなくても、解答が十分にできると判断しました。
何年分の過去問をやるべきか
IPAのサイトから過去問をダウンロードし紙に印刷してください。最低でも8回分は欲しいです。
https://kotori-blog.com/qualification/ap-shiken/
ある程度の年数分はさかのぼってやった方がいいです。
何回も解いているうちに、「試験馴れ」してきます。
IPA 応用情報技術者 過去問リンク
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_04hanni_sukiru/_index_mondai.html
過去問はIPAのHPにあります。
余裕があれば「採点講評」もチェックしたいところです。
後ほど詳細を記載しますが、過去問解説は「過去問道場」で見れますので参考にしてください。
過去問は解かなくてもよい
残りの時間を考えれば、おそらく、“時間を計測して解いてみて、答え合わせをする” というオーソドックスな方法で、1 分野 20 問、(絞り込んだ選択問題の) 5 分野で 100 問をチェックすることは不可 だと思います。
そのため、問題文に解答例の解答を書き込んでから、ざっと目を通してみて、問題文や解答例の中に “知らないこと” が書いていないかどうかを確認する。そして “知らないこと” があれば覚える。
出典:https://www.seplus.jp/it-exam-guide/guide/exam_prep2_pm_for_ap_h31_spring/
全体の6割を取れば合格なので、「大外し」をしないことを意識してました。
問題を解くことも大事ですが、解説を読み込んで知らないことをなくすことが重要です。
テスト本番での初見の問題をなるべく減らす。出来ることは、過去問でいろんなパターンにふれることです。
午後対策として、実践したこと
傾向と対策を確認した後で、自分がやるべきことを大体決めました。
- 「午後問題の重点対策」をやる
- テーマ毎に過去問を8回分やる。
- 直近の過去問をテスト形式で時間通りに解く。
- 最終確認
1.「午後問題の重点対策」をやる
定番書籍である「午後問題の重点対策」を私もやりました。
解説が丁寧に書かれているので、まずはここから始めて問題の形式になれるのが、多くの人が通る道です。
テーマ別に5~6年分の問題が掲載されています。解説を見ながら、受験する午後問題を絞っていけばよいと思います。
ちなみに、テキスト自体は必ずしも最新版でなくてもいいと思ってます。(私は会社の棚にあった同僚の2020年版の参考書を借りて、勉強をやってました。)
2.テーマ別に過去問を8回分やる
1つのテーマについて、午後問題の重点対策をやった後に、そのテーマの過去問を実践しました。
概ね1週間かけて1つのテーマをこなしていきました。だいたいの試験の傾向はつかめてくると思います。
午前対策であげた「過去問道場」で午後の解説もみれるようになっているので、活用しない手はないです。
3.直近の過去問をテスト形式で時間通りに解く
直前2週間まえに全体の調整のため、初めて本番の形式で過去問を解いてみます。
4.最終確認
最終的な抜け漏れがないか、弱点がないかを確認しながら最終調整をしていきます。
試験直前は、午前問題の確認と並行しながらになるので、比重的にはあまりかけられないと思います。
今日のまとめ
午後対策について、初日に複数のブログを参考にチェックしました。
自分自身が取り組む中で、参考にした点を追記しました。受験される方の参考になれば幸いです。
Udemyの講座も評判がいい
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