子育て暮らし

【実践編】心理的なハードルが高い、「本の断捨離」を決行しました。

2023年12月17日

2020年12月に本の断捨離(分別)を行ったものの、結局なかなか手放せずにいました。

→ 【整理術】断捨離しずらい本を手放すまでの葛藤をつづろう

最近ようやく少しずつ手を離れるようになってきたので、改めて本の断捨離についてまとめてみようと思います。

前半は「残す本の決め方」、後半は「本の手放し方(実践編)」についてまとめてあります。

1.本を断捨離する(残す本を分類する)

①目標を設定する

本の断捨離する上でも、どのくらいの量を持つのか、自分なりの基準を持つことは大切だと思います。

わが家にも本がたくさんありますが、買ったままで満足して全く読んでいない本も結構ありました。

定期的に読み返すことを考えるならば、120冊ぐらいが適量ではないかと勝手に設定しています。

過去に熱を上げて読んだ本でも、今の自分に必要なければ、新陳代謝のように手放していければと思っています。

③カテゴリー別に整理する

自分の関心がどのカテゴリーにあるのかを再認識することも、本の断捨離には有効です。

自分にとって改めて外せない分野を気づくことで、大事にすべきことも明確になります。

私の場合でも、経営哲学として稲盛和夫さんの著書や、生まれ育った環境のアイデンティティとして二宮尊徳の関連書籍は大切だと感じています。

また、日本史や世界史などいつでも見返せるような教科書や参考書は手元に置いておきたいです。

③ルールで選別する

こんまりさんは”ときめく”かどうかで、残すべきかどうかを決めています。

一見わかりずらいですが、自分にとってのモノの価値を図るには最適だとも言えます。

以前読んだ本でも、今の自分にとってはあまり価値がなくなっているものも出てくるでしょう。

筆子さん流の捨てられる本の基準

50代ミニマリストと知られる筆子さんは、著書「1週間で8割捨てる技術」の中で、捨てられる本のルールを紹介しています。

  1. 読まない本
  2. 「また買うか?」と自問自答して買わない本
  3. 電子書籍で手に入る本
  4. 今現在、手に取らない本
  5. いつかなりたい自分になるためにとってある本

こういった基準を持つことは、本を持つ意味を考える上で大事だと思います。

私は電子書籍は使ってないですが、近所の図書館をよく利用するので、そこで閲覧できないものが該当します。

2.断捨離後の手放し方

以前、断捨離をしようと決心しましたが、必要な本か、否かを分けられただけでまだ手元から手放せないでいました。

どのように手放すべきかを考えてみましたが、結局はこの3パターンしかありません。

考えてみると、本に限らずこの組み合わせしかないのがわかります。これさえイメージできれば、あとは実行するのみです。

①売る

メルカリは、個人間売買のプラットフォームとして秀逸です。利用者も多いので、新刊本やベストセラーなどの人気のある本は全般的によく売れます。

また、資格試験の参考書なども、買い手が多いので、比較的売りやすいです。実際、妻が以前勉強していた資格試験の本については、書き込みもあっても定価の半額程度ですべて売れました。

メルカリの場合、販売価格の下限は300円ですので、人気のない本はなかなか買い手がつかないです。また、仮に買い手がついたとしてもあまり安いと送料や販売手数料が差し引かれるので、送料作業があるのに手元にお金がほとんど残りません。

一方、ブックオフなどは持っていくだけ簡単に査定してくれますメリットがありますが、買取価格はあまり期待できず、値段がつかない本も多い印象です。だから、わが家の場合には、ブックオフなどの古本屋を利用することはほとんどないです。

②譲る

本については、簡単に捨てられない気持ちがあるので、読んでくれる人がいるのならば、譲りたい気持ちがあります。

絵本については、両親からもらったものも多いので、親戚の甥・姪に希望があれば譲っています。それ以外の本は子育て支援団体や地域イベント参加時に寄付しています。小さいお子さんがいる家庭では喜ばれるのではないかと思っています。

ビジネス書や小説は、専門書などは除外して、一般の方が読んでも楽しめそうなものは寄付するようにしています。最近では、”みんとしょ”と呼ばれる私設図書館も増えており、寄贈をうけているのでそちらに寄付しています。

個人的な思いとしては、この譲る行為を通して、循環する社会の実現に少しでも貢献できればと思っています。

譲る先リスト

断捨離実行の難しさは、ひとえに譲る先が見つからないことに尽きると思っています。

わが家の譲る先リストを紹介します。近くに似たような所がないかをぜひ探してみてください。

みんなの図書館 さんかく ~焼津の商店街にある私設図書館(みんなの図書館、通称”みんとしょ”)です。一箱オーナー制度をとっています。本の寄贈を受け付けています。

石畳茶屋 縁 ~こちらも”みんとしょ”の島田の施設図書館です。

静岡エコセトラ ~年2回ほど本のリサイクル市を開催しています。読まなくなった本の交換ができます。

シングルペアレント101 ~静岡市を中心にした、ひとり親の支援をする団体です。

ママバトン ~掛川市を拠点に子育てファミリー向けの物々交換会「ママバトン」を開催しています。

③捨てる

最終的に手放す方法としては、ゴミとして廃棄されます。

本は資源ごみとして回収も行われていますので、最後はこちらに出すことでスッキリと過ごせることが出来ます。

今日のまとめ

本の断捨離について、まとめてみました。

こうやって書いていくと、分別する方法であったり、譲る先は明確になっていると感じていました。

半年に一度程度見直して、積読状態にならないように気を付けたいと思います。

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