稲盛経営哲学

稲盛経営哲学を学ぶ(むらた塾 2021年2月)

京セラの稲盛和夫氏が開いた「盛和塾」で長年学ばれてきた、税理士の村田忠嗣先生が勉強会を開催しています。

私は毎月参加させていたただいていますが、学びをさらに深めるため、レポートとしてまとめます。

参考にしていたければ幸いです。

むらた塾 2021年2月

講義メモ

慢心しない

村田先生は、稲盛経営学について全国各地で講師もやられていますが、今でも稲盛氏の講演のDVDやCDを毎日欠かさずに聞いているそうです。

それは、「自分がいいと思ったらアウト」であり、自分の現状に満足せず、慢心しないためだと言います。

村田先生は、なんと年間5000時間以上も働いているとのこと。日々一生懸命に働くことは、仏教でいう「精進する」ことです。

精進とは、一生懸命働くこと、目の前の仕事に脇目もふらず打ち込むことです。私は、それが私たちの心を高め、人格を錬磨するためにもっとも大事で、一番有効な方法であると考えています。

生き方:稲盛和夫(P21)

経営はPLではなく、BSで行う

経営者はBSを中心に経営を行うべきだとの話もありました。

ほとんどの人が、PL、つまり損益計算書のみにか目が行っていません。

しかし、経営者はBS、つまり貸借対照表を見定めて経営をすることが大事です。BSを見ることは、長期的な安全性を見る事でもあります。

コロナ禍において多くの企業が経営に苦しんでいます。そんな時でも過去の蓄積があれば、危機を乗り越えていくことはできます。

学びを実践に生かしていくことが大切です。頭で理解するだけでなく、実際にやることです。

BSの重要性については、経営を指南している㈱武蔵野の小山昇さんもこう言っています。

決算書は社長の通信簿。見るべきは「P/L」ではなく「B/S」。

(中略)

経営は現金に始まり、現金に終わる。基本を忘れてはいけません。

経営の心得:小山昇

そもそも「経営12カ条」とは

そもそも経営12カ条とは何かというと、いかなる時にゆるがない経営の原理原則であると言っています。

稲盛氏は、「私の頭の中で考えたのでない。『知恵の蔵』から与えられた神の啓示のようなもの」とおっしゃっていたそうです。

稲盛氏が経営を60年間やってこられた中で、皆に伝えるものとして「京セラフィロソフィー」として78項目あり、さらに経営者向けに伝えたのがこの「経営12カ条」です。

もともとは経営者向けでしたが、どんな状況下にあっても、文化や時代を超えて誰にでも当てはまることが実証済みだといいます。

  1. 目的
  2. 戦略
  3. 願望(潜在意識)
  4. 努力(行動)
  5. 売上最大、経費最小
  6. 値決め ~価値を高める
  7. 意志
  8. 闘魂
  9. 勇気
  10. 工夫
  11. 宇宙(愛、誠、調和)
  12. 因果

上の12のまとめ方は、村田先生が使われているものです。
1~4、5・6、7~9がひとまとまりであると言っています。

第一条 「事業の目的・意義を明確にする」

次元をあげる

自分だけでなく、家族に広げる。会社の従業員へ、さらには社会全体に目を向ける。

段々と次元を上げていくことが大事。

最初は小さなことから始める。次第に、周りを幸せにするためにはどうすべきかを考え、「利他」の気持ちが広がっていく。

目的の立て方

師からの学び、人との出会い、天命などで目標が決まっていきます。

また、人を喜ばせることを考得る。毎日出し切っていきる。自分の良心に問うてみることも重要です。

さらに、死を意識することでも、自分自身が何をやるべきかがはっきりしてくると言っています。

おまけ 村長雑感

村田先生は経営哲学について、ブログ(◆経営・人生に役立つ、村長雑感◆)にも毎週書かれています。

人生の目的

何のために生まれてきたのかについて問うています。

稲盛氏は人生の目的を「心を高めるため」だと言っています。

「心を高める」とは、本来、誰にでも備わっている利他の心を、生まれたときよりも少しでも大きくしようというものです。

http://kaikeimura.way-nifty.com/blog/2021/02/post-4508af.html

利他の心とは、優しい思いやりの心をもち、人を助ける、明るく朗らかにすることです。

今日のまとめ

2021年2月のむらた塾での学びをまとめました。

私も学び始めて4年目になりますが、新たな気づきや深い考えを得ることが出来ています。

聞いたことをノートに書くだけでななく、お伝えればと思います。

▼あわせて読みたい(稲盛氏の考え方をおさらい)

-稲盛経営哲学

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