子供の英語 子育て暮らし

【体験談】小学4年生の息子が 英検5級を受験。無事合格しました!

2020年10月13日

自分が上手にできなかった英語を、子供には小さい頃から学ばせたいと思われる親御さんも多いかと思います。

我が家もご多分にもれず、小学校低学年から英語のレッスンに行かせています。

今回は、英検5級を受験した体験談をまとめてみました。

英検5級を受験することに

子供が小学4年生になると、その塾から英検5級の取得をすすめられました。正確に言うと、普段のレッスンとは別に「英検5級取得コース」を案内されたのでした。

1回1時間×3回受けるコースが1万5千円だったので、「え、授業料が高くない?」「これぐらいなら自宅で教えられるはず」と思い、私が休日に小学4年生の息子に英検5級に向けた対策の勉強を教えることになりました。

英検5級のレベルとは?

英検を受験するにあたり、まず簡単に下調べ。

英検公式サイトでは、英検5級は中学初級程度とされています。

英検の受験でまず気になるのは「何点とれば合格できるのか?」「合格率はどのくらいなのか?」ですね。

英検では合格ラインは公表されていないとのことですが、だいたい60%とれば合格で、合格率は8割らしいです。

私は英語の試験は受けたことがないですが、他の試験はたくさん受験しているので「普通に受ければうかるな」との印象でした。

実際に一緒に学んでみる

使うのは音声付テキスト

受験する子供の英語のレベルがわからなかったため、妻がすでに買っていた英検5級のテキストを使って一緒に学んでいきました。

使っていたテキストは【CD付】英検5級総合対策教本 改訂版 (旺文社英)です。

このレベルだとどんなテキストを選んでも、学習効果はさほど変わらないと思います。ただ、このテキストは昔と違って音声付なので、語学の勉強がかなりし易くなっています。

逆に言うと、音声がないテキストで勉強するのだけはやめた方がいいです、絶対に。

(※2021年12月追記)

英検3級を合格した後でに感じるのは、もう少し分かりやすいテキストで基礎を学ぶとその後も理解しやすかったかなと感じています。

具体的には「【CD付】英検5級 を ひとつひとつわかりやすく。 (学研) 」がいい選択だと思います。

わが家の次男坊はこちらで学んでいます。

息子は文法を丁寧に習ってるわけではないので、予想以上に英文法の基礎がない印象でした。

でも、小さいうちから英語のレッスンに行っていただけあって、発音やリスニングは比較的いいかなと思います。

試験の2か月前くらいから週末30分だけ一緒に勉強することにして、1レッスンずつ丁寧に進めました。

パソコンでCDを流しながら、うまく発音できなかったり聞き取れなかった箇所を繰り返し勉強しました。

英検5級レベルでは親が理解できない所はほとんどないですが、うまく説明できない所はあります。そんな時に備えて、一億人の英文法を手元に置いてました。


この本を使うことで、前置詞や動詞について英語の感覚を持って、丁寧に伝えられたのではないかと思います。

過去問にチャレンジ

試験の3週間前から過去問にチャレンジすることにしました。

メルカリで過去問を探してもなかなかヒットしなかったので、情報を確認すると英検のサイトで過去問は見れるとのことでした。

過去問はリスニングの音声付きで過去3回分あるので、英検5級の総復習にはもってこいです。(解答用のマークシートが見つけにくいですが、英検サイトの受験案内のところにあります。)

過去問を解いてみた

実際に子供が過去問をやってみましたが、リスニングはほぼ満点なのに対して、リーディングは6割程度でした。

試験慣れしていないことと、意外と基礎となる「単語力」が非常に弱いことがわかりました。

もう一つの気づきとしては、模試をやっている最中、例えばリーディング25分間など、思った以上にずっと集中していることでした。

子供にとっても、試験というハードルがあることが刺激になっているのですね。

直前対策と英検の当日

試験前に気を付けること

何度も試験を受けている大人は試験対策として気を付けていることでも、試験慣れしていない子供は知らないことが多いものです。

あらかじめ注意すべきことを確認して試験会場に向かいました。

  • マークシートの書き方に気を付ける
  • 解答し終わった後に必ずマーク漏れがないかを確かめること
  • 時計を見て、終了の時間を確認すること
  • 鉛筆、消しゴムは予備を持つこと

保護者の付き添いは直前まで可能

これも当日に知ったのですが、保護者の方の付き添いは筆記試験開始5分前まで可能とのこと。

名前、生年月日や受験番号などの個人情報の記入などの補助はできるとのことでした。(英検HPにもちゃんと書いてありました。)

さすがに小学生の受験生が多い試験だけありますね。

コロナ対策をしっかりと

会場前の温度チェックなどいつも以上に対策がとられている様子でした。

事前にセルフチェックしていくと当日に余計な心配がなくなったり、余裕がもてるのでおススメです。

当日のテストの出来は

直前に間違えたところを何度も復習した結果、苦手なところが若干できるようになりました。本番のテストでは、リーディングが7~8割くらいできていたようです。

リスニングの結果は定かではないですが、本人から様子を聞く限りおそらく無事合格できていたようです。

(2021年12月追記)

最終的な結果は、G5+6でした。

今日のまとめ

次は3か月後に4級を受けるようです。


今回の英検5級では、全体の合格率が非常に高いこともあり、試験対策を十分してきませんでした。

でも、やはり試験に受かるためにはある程度の情報収集と事前準備が欠かせないと思わされました。この反省を生かして、早めの試験対策、単語力を身につけてチャレンジさせていきたいです。

そしていつか、英検2級ぐらいまでレベルがあがったら、親子で一緒に試験を受けることを夢見ているのでした。

小学生のうちに何を学ばせるかは、親の影響が強くでます。ただ子供に勉強をやらせるのではなくて、親が子供に教えながら一緒に学べるといいです。

親子で一緒に学ぶのは自分にとっても理想的なので、ぜひ英検に引き続きチャレンジしたいです。

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